70歳以上の加入もOK!シニア世代におすすめの自転車保険
健康寿命がのびている日本ではシニア世代の移動手段として自転車を利用される方も多いと思います。また、事故リスクを考え自動車の免許を自主返納し、免許なしで気軽に利用できる自転車へ移動手段を変更される方もいらっしゃるでしょう。自転車保険の加入を検討する際、各保険商品の年齢制限を確認しておきましょう。特に「満69歳まで」という年齢制限を設けている商品は多くあります。
このページでは「70歳以上の方もお申込みができる自転車保険」や、ご家族が加入中の自転車保険で補償の対象にしてもらう方法をご紹介します。また、そもそもシニア世代に自転車保険は必要なのか、最近の事故データをもとに解説します。
- 目次
自転車乗用中の死者数はシニア世代の割合が高い
警察庁が発表している交通事故の発生状況についてのデータによると、自転車乗用中死者数は65歳以上の割合が65%を超える高い割合となっています。
また自転車を利用する際は、自分のケガや命の心配だけでなく、万が一事故を起こして他人に損害を与えてしまった場合の加害者になる可能性も考慮して備えなければなりません。
- 自転車乗用中死者数推移のデータは事故における第1当事者・第2当事者が自転車乗用中だった場合のものです。
- 第1当事者とは最初に交通事故に関与した事故当事者のうち最も過失の重い者をいいます。
事故データにより自転車乗用中死者数は65歳以上が約65%以上を占めていることがわかりました。 また、自分が加害者になる可能性もありますので万が一の自転車事故に備えて、ケガの補償、賠償責任補償が手厚いプランへの加入をおすすめします。
シニア世代を補償対象とする自転車保険とは?
シニア世代を補償対象とする自転車保険の商品はどのような種類があるのでしょうか。
70歳以上でも申込みできる自転車保険
保険商品によって加入可能年齢は異なります。
70歳以上の方でも申込みできる自転車保険をまとめていますので、保険選びにぜひご活用ください。
商品名・ 引受保険会社 |
損保ジャパン | au損保 | au損保 |
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お申込み | 詳細・お申込み保険会社サイトへ | 詳細・お申込み保険会社サイトへ | 詳細・お申込み保険会社サイトへ |
被保険者本人 加入可能年齢 |
年齢制限なし | 70歳から89歳 | 0歳から74歳 |
補償内容・ サービス |
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支払方法 |
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申込可能期間 |
|
30日前~当日まで | 30日前~当日まで |
補償内容や保険料の詳細は【自転車保険料見積りシミュレーション】をご確認ください。
同居する家族の自転車保険を「家族型」にして補償対象にしてもらう方法も!
70歳以上でお申込みできる自転車保険の商品は限られています。しかし、同居する若い親族がいる場合、自転車保険の商品の選択肢を増やせます。その方法とは、同居の親族まで補償の範囲となる「家族型」の保険の契約者に、同居する親族になってもらうことです。実際の加入例をイメージしてみましょう。
同居親族が家族型タイプに加入して70歳以上を補償対象にする例
【 5人で同居している場合 】
- タイプ
- 家族型
- 被保険者本人
- 息子Cさん
- 被保険者(補償の対象)
- 家族全員
- Aさんと妻のBさんは75歳になったことをきっかけに自動車免許を自主返納したので、今後の移動手段として自転車を利用する予定。
- 息子のCさんは両親のAさんとBさんが自転車を利用することや今後娘のEちゃんの自転車利用を考え、「家族型」の自転車保険へ加入し、同居する家族全員を補償対象にした。
- 息子のCさんが被保険者本人になった場合、補償対象となる家族には年齢の制限がないため、Aさん夫妻は
Cさんの年齢条件で契約できる自転車保険に加入ができました。 - 「家族型の自転車保険」に加入したことで、今後自転車を利用する家族が増えた場合も補償対象となり、
包括的に補償されるので安心です。 - さらに娘のEちゃんが1人暮らしをした場合も「家族型の自転車保険」の補償対象となるため、
加入漏れの心配はありません。
家族型の補償範囲など、
家族型の自転車保険の詳細を知りたい方はこちら
70歳以上の家族を補償対象にした家族型保険へ加入する際、注意するポイントは?
家族型の自転車保険は包括的な補償ができるので、既に加入中の別の保険と補償内容が重複してしまう可能性があります。
保険商品によって補償内容やサービス等が異なりますので、自転車保険に加入する前に現在加入中の各保険について把握することが大切です。
- 補償が重複している保険はありませんか?
-
火災保険、自動車保険などに賠償責任補償が付帯されている
賠償責任補償は実際に起こった損害範囲内でしか保険金は支払われません。
賠償責任補償を重複して契約している場合でも支払われる保険金が増えるわけではないので注意しましょう。 -
万が一の病気やけがに備えて補償が手厚い終身医療保険に加入している
補償内容が重複する可能性があります。
補償が過度になり保険料の負担が大きくなっていないか確認しましょう。
現在加入している保険ではどのような補償がついていて、家族の誰が補償範囲になっているか把握していますか?
契約してから時間が経つと補償の範囲や特約の内容が曖昧になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は今ある保険の整理や見直し、ライフプランの作成など、総合的に無料でFPに相談できる『ライフプラン相談』もおすすめです。
「定年退職をした」、「子供が独立した」などライフステージの変化が訪れた時は家計を見直すチャンスです!
不要な保険の見直しや、老後資金の過不足、老後のライフプランの作成等、無料で何度でもご相談を承りますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
事故データからもわかるようにシニア世代の自転車事故のリスクは決して低くないため、加入の際の年齢制限が設けられています。事故のリスクが心配される反面、日本の健康寿命は年々伸びており、元気なシニア世代の方も多くなっていると思います。
そんな元気なシニア世代の方が安心して自転車を利用するため、事故を起こさないように交通ルールを守ることはもちろんですが、万が一の事故の際に対応できるように必要な補償を選択し、最適なプランの自転車保険へ加入することが重要です。
シニア世代の方が長く安心な自転車ライフを送れるようにぜひ自転車保険の各商品を比較検討してみてください。
- 賠償責任
- 他人にケガをさせてしまった、他人のモノを壊してしまった場合などの損害賠償を補償します。
- 示談交渉
- 発生した事故について、保険会社が解決に向けて相手方との交渉を行います。(加害事故の場合)
- 弁護士費用
- 発生した事故について、弁護士に相談または交渉を依頼する費用などを補償します。(被害事故の場合)
- ロードサービス
- 自転車が事故や故障で走れなくなったときの運搬費用を補償します。
- 補償、サービスについての詳細は各保険会社公式サイトをご確認ください。
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【au損保】BS0221540M(2401)
【損保ジャパン】SJ23-15369(2024/02/19)