新しいビジネスのために、キッチンカー(移動販売車)を購入し新規で自動車保険をお探しの方、
自動車保険の満期を迎えられる方必見!
「契約可能な保険会社は?」「保険料はどこが安い?」「補償が手厚い保険会社は?」
簡単ステップで各保険会社の保険料やプランを比較し、契約手続きまで出来ます。
また、移動販売ビジネスならではの自動車保険では対応できないリスクなどもご案内します。
保険会社ごとに保険商品の特性が異なります。
各商品ページにて、補償内容などを
詳しく解説いたします。
あいおいニッセイ同和損保
充実した補償と安心の事故対応で、24時間365日お客さまを全力でサポート。
さらに、「事故のない快適なモビリティ社会」の実現を目指し、保険が持つ新たな価値をテレマティクス自動車保険で提供します。
東京海上日動
人とクルマの毎日に安心をお届けする。それが、トータルアシスト自動車保険です。
「ご契約時」も「毎日の暮らし」も「万が一の事故や故障の時」もお客様一人ひとりに安心をお届けします。
三井住友海上
カーライフのリスクは、千差万別。だからお客さま一人ひとりにぴったりの補償プランをご提案。
トラブルに直面した時は、専門スタッフがチーム一丸となって、スムーズな解決に導き、お客さまをお守りします。
コロナ禍以降、キッチンカーを利用した飲食事業者が増加しています。
移動性、機動力を活かせる点や密にならないといったメリットがあり、今後も多くの事業者が移動販売事業を展開することが予想されます。
しかしながら、キッチンカーの自動車保険については「よく分からない」と思われる方も多いと思います。ここでは、キッチンカー向け自動車保険の比較のポイントを紹介いたしますので、自動車保険選択の参考にご覧ください。
自動車はその用途によって区分されています。
多くのキッチンカー・移動販売車は「特殊用途自動車(特殊な目的に専ら使用するための自動車)」に分類されており、普通車であれば加入できる保険会社であっても、キッチンカーの場合は加入できないということもあります。
保険会社の引受け規定が、「自家用5車種」(または「自家用8車種」)のみなのか、特種用途自動車も契約可能なのかが確認のポイントとなります。
規定上「自家用5車種」(または「自家用8車種」)のみに加入制限を設けている保険会社では、キッチンカーは自動車保険に加入ですることができません。
事業用の保険商品にて「特種用途自動車」を加入の対象にしている保険会社もあるので、保険会社の比較検討の際には、まず最初に、キッチンカーを加入対象にしている保険会社を確認しましょう。
また、乗用車をキッチンカーとして改造している場合、「合法改造車」(車検証上「改」と記載)であれば、保険加入できます。
引受けの規定は、保険会社ごとに異なりますので、お見積り依頼いただいた内容によっては、当初のご希望とは異なるプランでのご案内もしくはお断りをさせていただく場合がございます。予めご了承くださいませ。
まずは、どの保険会社でキッチンカーの加入ができるかを確認しましょう。
保険会社 | 特種用途自動車 | 改造車 | 備考 |
---|---|---|---|
あいおいニッセイ 同和損保 |
○ | 車両価額が2,000万円を超える場合、事前照会が必要です。 | |
東京海上日動 | ○ | ○ | <キッチンカー内の設備什器の引受方法> 自動車に固定されておらず、自動車の付属品に該当しない場合は、自動車保険ではなく別の保険商品での引受けとなります。 |
三井住友海上 | ○ | 車両価額が2,000万円を超える場合、事前照会が必要です。 | |
アクサダイレクト | × | × | |
SBI損保 | × | × | |
ソニー損保 | × | × | |
チューリッヒ 保険会社 |
× | × | |
三井ダイレクト 損保 |
× | ○ | 道路運送車両法の保安基準に適合しない改造車は引受不可となります。 車検証上の型式に「改」の表記がある場合、車両保険はお引き受けできません。 |
キッチンカー・移動販売車が加入する自動車保険の種類は、普通の乗用車と変わりません。
強制保険である自賠責保険と任意保険の2種類があります。
強制保険である自賠責保険は、キッチンカーであっても、公道を走行するため加入は必須となります。任意保険を比較検討する前に、自賠責保険の加入は済ませておきましょう。
なお、自賠責保険は、自動車事故における被害者救済を目的とした保険であるため、任意保険と比較すると補償が限定的です。
自賠責保険だけでは補償額が不十分なケースもあるため、任意保険検討の前に自賠責保険の補償に内容を確認しておきましょう。
死亡による損害 | 最高 3,000万円 |
---|---|
後遺障害による損害 | 最高 4,000万円 |
傷害による損害 | 最高 120万円 |
上記の通り、自賠責保険の補償は対人賠償のみであり、その補償額も上限が設けられています。
自動車事故時の対物賠償や運転者のケガ、移動販売車自体の損傷(車両保険)は対象にならないため、任意保険への加入が望ましいといえます。
最後に、自賠責保険の保険料を紹介いたします。
特種用途自動車である移動販売車の自賠責保険の保険料は自家用常用自動車と比較すると、若干ではありますが高くなります。
車種 | 12カ月 | 24カ月 |
---|---|---|
自家用乗用自動車 | 12,700円 | 20,010円 |
特種用途自動車 (移動販売車) |
13,930円 | 22,450円 |
※本土(沖縄/離島を除く)
保険期間を比較すると「12カ月」で契約し更新するよりも「24カ月」で契約した方がトータル5,000千円以上も安くなります。
強制保険なので、自賠責保険については、「24カ月」での加入をお勧めします。
事故の程度によっては自賠責保険では補償額や補償範囲が不足していますケースがあります。任意保険に加入することで、その不足をカバーすることができます。
任意保険の基本的は補償内容は、大きく3つの補償に分類できます。
前述の通り、自賠責保険では、対人賠償のみで補償額にも限度額があります。
自動車事故と一言でいってもそのケースは様々で、事故相手にケガを負わせてしまった(対人賠償)、事故相手または公共の物を損壊してしまった(対物賠償)があります。自賠責保険だけでは、対物賠償に備えることができないことに加え、高額賠償となりうる対人賠償も補償限度額が設定されています。
任意保険では、対人賠償、対物賠償ともに補償額無制限で加入することができます(無制限以外にも補償額を設定することもできます)。
万一の事故における高額な損害賠償に備えるためにも、加入しておきたい保険です。
「人身傷害補償」や「搭乗者傷害補償」などが該当します。
自動車事故で運転者自身や同乗者がケガをしてしまった際に補償されます。
キッチンカー・移動販売車向けの自動車保険で、特に重視したいのが車両への損害(車両保険)です。
キッチンカーには「調理設備」や「カウンター」など普通車にはない設備が備わっており、当然、設備分の費用が掛かっています。自動車事故が発生した場合、車体だけではなく搭載の設備にも損害が生じるケースも想定されます。車両や設備に損害が生じた際には、損害カ所すべてが補償されるような車両保険を選択することが望まれます。
また、保険には免責規定があるため、単に積んであるだけの調理器具などは補償の対象にならないことがあるため、どのような設備が補償対象になるのかも確認しておかなければなりません。
キッチンカーの保険を比較する際には、この設備に対する車両保険の補償の保険会社ごとの差をポイントに検討しましょう。
キッチンカービジネスを行う上で、自動車保険以外に加入しておきたい保険を紹介します。
生産物賠償責任保険は、製造・販売した製品や製造等に伴う業務の結果に起因して発生した事故により、他人の生命または身体を害したり、他人の財物に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に被る損害を補償します。
例えば、キッチンカー・移動販売車で販売した商品を原因として、食中毒を起こしてしまったときなどの損害賠償を補償します。
施設や設備の所有、使用、管理に起因する事故や、事業活動に起因して発生した事故により、他人の生命または身体を害したり、他人の財物に損害を与え、法律上の賠償責任を負った場合に被る損害を補償します。
例えば、商品受け渡し時に誤ってお客様へこぼしてしまい火傷を負わせてしまったケースや、商品陳列棚の留め具が緩んで外れてしまい、棚が落ちてお客様の自転車を損壊させてしまったケースなどが挙げられます。
いずれの場合も、自動車保険ではカバーされない保険なので、別途加入手続きが必要になります。
なお、上記保険は業務の内容や売上高等によって保険会社によって保険料がかなり異なるため、比較検討することをお勧めします。
弊社では、事業主向けの保険のポータルサイトも運営しています。ビジネスリスク別に対応する保険も分かり易く解説していますので、保険検討されている方は参考にご覧ください。
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