傷害保険は、事故により補償の対象者(被保険者)がケガをされた場合に保険金をお支払いする保険であり、病気については保険金をお支払いできません。ただし、「疾病補償」を付帯することで補償できる商品もあります。
熱中症や特定感染症、食中毒は補償の対象外ですが、「熱中症危険補償」や「特定感染症危険補償」、「食中毒補償」の特約を付帯することで、補償の対象とすることができます。
加入いただけます(本サイトでご案内している傷害保険は健康告知が不要な商品であるため)。ただし、加入前に患っていた疾病を原因とする入院等は、お支払の対象とはなりません。
お支払いされます。賠償責任補償が付帯されている商品をお選びいただくことで、通勤・通学中、日常生活における他人への賠償責任が補償の対象となります。
まず、傷害保険とは、「急激・偶然・外来の事故」によりケガをした結果、入院・通院したり死亡した場合などに補償される保険です。
『学生・子ども向け傷害保険』は、扶養者に万が一のことがあった場合の補償である「育英費用」の特約をメインに、賠償責任を負った場合の補償である「賠償責任」や携行品等に損害が発生した場合の補償である「携行品損害」等の様々なオプション特約を付帯することで、幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生等、学生・子ども向けに総合的な補償を提供する傷害保険です。
そこで、本サイトでは『学生・子ども向け傷害保険』の特徴や主な補償内容等をご紹介させていただき、お子さまに適したプラン選択のお手伝いをいたします。
『学生・子ども向け傷害保険』は、学生や子ども向けに特化した保険で、ケガの補償の他、「育英費用」等のオプション特約※をセットすることにより、学生や子どもが抱えるさまざまなリスクを補償します。ケガの補償については、特に中学生や高校生になると自転車通学が増えることや、部活動が盛んになることで、ご心配な親御様も多いのではないでしょうか。
「育英費用」の特約を付帯する場合※、補償の対象者は、保険期間の末日において満23才未満の方となります。
ただし、上記に該当しない方でも、次の学校の学生・生徒の方は被保険者となることができます。
特に心配なのが昨今ニュースでも耳にすることが多い自転車事故ではないでしょうか。
スマートフォンを使用しながらの乗用や、ライトを付けず無灯火での乗用など、また過失に関係なく急なアクシデントが起こってしまうこともあるでしょう。
近年の事故の発生状況ですが、【図1】をみていただくと分かるように、自転車事故は年々減少傾向にあることがわかります。
しかし、世代別の自転車乗用中の死傷者数【図2】を見てみると、10代の25%が一番高い割合をしめていることがわかります。
出典:警察庁交通局「令和4年中の交通事故の発生状況」
自分で自転車に乗って行動する機会が増える小学生高学年から、自転車通学が増える中学生・高校生などが事故発生のリスクが高いと考えられます。
中学生や高校生の方は、通学に自転車を利用する場合、学校から自転車保険の加入を求められることがあると思います。
『学生・子ども向け傷害保険』では、自転車保険に対応できる賠償責任が補償されていることがほとんどですので、ご安心いただける内容となっています。
併せて、近年各自治体で自転車保険の加入義務化が進んでいますので、小学生や大学生の方も本保険に加入することで、義務化に対応できます。
現在の社会のニーズに応える保険として、ただ単にケガの通院・入院等の補償を提供するだけではなく、「賠償責任」「携行品損害」「育英費用」「疾病補償」等の特約をセット※することで、お子さまの日常生活のさまざまな局面に対応した総合的な補償を提供しています。ここでは主な特約を紹介させていただきます。
賠償責任
日常生活で生じた偶然な事故により、他人にケガを負わせたり他人の財物を壊したりしたこと等によって、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償します。
携行品損害
偶然な事故により、携行している身の回り品に損害が生じた場合に補償します。
育英費用
扶養者が事故で亡くなられたり、所定の後遺障害になった際の育英費用を補償します。
疾病補償
病気で入院、手術、放射線治療、または退院後に通院されたときに補償します。
特定感染症
SARSやO-157など所定の感染症を発病した場合の入院・通院・後遺障害を補償します。
救援者費用
旅行先等でケガや病気の結果、保険会社所定の日数以上入院して家族が現地に駆け付けた場合などの費用を補償します。
『学生・子ども向け傷害保険』を実際に選ぶ際のポイントを説明します。
「保険料を抑えたい」という方は、まずどういった場面での補償を検討しているのかを明確にしましょう!
各場面に応じた保険を選択することで、保険料を抑えることができるかもしれません。
例えば、交通事故の場合のみを補償する「交通事故傷害保険」、旅行の際に加入する「国内旅行傷害保険」「海外旅行保険」の加入を検討することもできます。ただ、旅行や交通事故等も含めた24時間の補償を検討している場合は、『学生・子ども向け傷害保険』に加入した方が場面ごとに加入するより割安な保険料で加入できることがほとんどです。
「補償を充実させたい」という方は、上記の「『学生・子ども向け傷害保険』の主な特約」でご紹介した特約の付帯を検討しましょう!
その中でも「賠償責任」「携行品損害」の補償はおすすめです。
法律上の損害賠償責任を負った場合に補償される特約です。
現在、各都道府県で「自転車条例」という自転車保険の義務化が推進されています。この義務化は、お子さまが自転車に乗られる場合に、「賠償責任」に加入することを求めています。
さらに「賠償責任」に加入することで、自転車だけでなく、日常生活での他人や他人の物への賠償責任も補償の対象となります。
また、日常生活で役割を果たすだけでなく、補償の対象者も本人のみならず同居の家族まで広く補償されます。
外出中に子どもの身の回り品に損害が発生した場合に補償をします。
例えば、子どもの身の回り品が盗難にあった経験はないでしょうか?そういった際、補償するのがこの特約です。
ただ補償の対象外になる身の回り品や補償にあたって自己負担額等がありますので、必ず、契約時に確認をしましょう!
すでに「医療保険」に加入している場合、傷害保険は不要と考える方もいらっしゃると思いますが、「医療保険」は入院を伴わない通院の補償がなかったり、健康状態の審査があることが一般的です。一方で、『学生・子ども向け傷害保険』はケガであれば通院のみの場合でも補償される上、健康告知がないといった点で大きな違いあります。
「育英費用」の目的は、扶養者にケガで万が一のことがあった場合の教育資金を確保することです。ただ、教育資金目的で「学資保険」や「死亡保険」に加入している場合、重複することがありますので、保険料等を比較して、ご検討ください。
このように『学生・子ども向け傷害保険』はオプション特約の付帯で、これまで単体で加入していた各保険を一つにまとめることができます。また、一つにまとめた場合の保険料と各保険の合計額を比較することで、必要である特約を選択できるでしょう。
実際に検討する際は、
どういった場面での補償を検討しているのか?
他の商品とどう違うのか?を理解することで、
お子さまにあった『学生・子ども向け傷害保険』を選択できるようになるでしょう!!